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未経験で正社員事務への転職は難しい?成功のコツを徹底解説

2025 8/16
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仕事・転職
2023年5月28日2025年8月16日
悩む人

事務に転職したいけど、未経験で正社員になるのは難しいのかな・・・。違う職種を選んだ方がいいの?

そんな悩みを解決します。

この記事の信頼性

私は未経験から営業事務への転職を成功させ、今では残業20時間未満の事務職ライフを謳歌しています。

事務職は非常に人気が高く、未経験で正社員就職を狙うにはハードルが高い職種です。

私自身、未経験で事務転職を目指したときは企業からの「お祈りメール」の多さに挫折しそうになりました。

じゃっきー

お祈りするなら内定をくれ

しかし、そんなハードルが高い未経験での事務転職も、成功のコツが分かれば事務経験者と同じ土俵で戦うことは可能です。

実際私もほぼノースキルで接客業から事務職へ転職していますし、周りでも、20代後半・30代前半で未経験から事務職に転職した人がたくさんいます。

この記事では、実際に未経験で事務へ転職した私の経験と採用に携わった立場から、未経験でも正社員で事務への転職を成功させるコツを解説していきます。

この記事を読めば、事務経験がなくてもライバルの多い転職市場で戦う方法が分かります。

ぜひ最後までお読みください。

目次

事務の種類と仕事内容

事務職というと、データ入力・資料/契約書作成・ファイリング・郵送物の処理・電話/来客対応といった仕事を思い浮かべる人も多いと思いますが、事務の種類によって仕事内容は様々です。

転職活動を始める前に、まずはどの事務に就きたいのか自身の興味や適性を考慮してある程度目星を付けておきましょう。

一般事務

未経験の転職難易度 2.0
特徴専門性を持たず幅広い業務をこなす
仕事内容書類作成・ファイリング・データ入力・資料作成・郵送物の処理・電話対応・来客対応など
必須のスキル・資格特になし

営業事務

未経験の転職難易度 2.0
特徴営業サポートに特化
仕事内容発注書作成・見積書作成・請求書作成・プレゼン資料作成・顧客対応など
必須のスキル・資格特になし

経理事務

未経験の転職難易度 4.0
特徴お金に関する業務に特化
仕事内容伝票仕訳・経費精算・現金出納・帳簿作成・振込/支払確認など
必須のスキル・資格簿記の知識

総務事務

未経験の転職難易度 3.0
特徴会社の運営に関する業務に特化
仕事内容社内備品/設備の管理・社内規定の作成/更新・社内イベントの運営など
必須のスキル・資格特になし

人事・労務事務

未経験の転職難易度 4.0
特徴人材の活用、労働環境の整備に関する業務に特化
仕事内容人材採用、人材育成、人材評価、勤怠管理、給与計算、社内環境の整備など
必須のスキル・資格法律に関する知識

法務事務

未経験の転職難易度 5.0
特徴契約書・法律に関する業務に特化
仕事内容契約書に関する不備・法律的な問題がないかのチェックなど
必須のスキル・資格法律に関する知識

貿易事務

未経験の転職難易度 4.0
特徴輸出入に関する業務に特化
仕事内容貿易書類作成・輸出入許可申請・船/飛行機の手配・納期管理など
必須のスキル・資格外国語スキル&貿易・通関に関する知識

医療事務

未経験の転職難易度 3.0
特徴病院・クリニックなどの事務職
仕事内容レセプト業務・受付・会計業務・電話対応・カルテ整理・入退院手続きなど
必須のスキル・資格特になし

学校事務

未経験の転職難易度 4.0
特徴小学校・中学校・高校・大学・予備校の事務職
仕事内容窓口業務・総務関連・経理関連・教材の発注・学生支援など
必須のスキル・資格特になし

ちなみに私が事務未経験者におすすめしているのは営業事務です。

じゃっきー

営業事務は未経験でも転職しやすいし、事務としてのスキルも磨きやすいからおすすめ

詳細は下記の記事で紹介しているので、どの事務職を目指すか迷っている人はぜひ目を通してみてください。

未経験で営業事務は難しい?むしろ事務未経験者におすすめな理由6選

未経験で正社員事務への転職が難しい理由

未経験で正社員事務を目指すのは、決して簡単なことではありません。

理由は以下の通り。

  • 事務職の求人倍率が高い
  • 欠員が出にくい
  • 派遣を利用する企業が増えている
  • 事務の専門職(経理・人事労務・貿易)は実務経験を求められる
  • 30代から即戦力を求められる

事務職の求人倍率が高い

事務職は昔も今も非常に人気が高く、求人倍率が高い職種です。

常に求人数に対して応募者数の方が多いので、未経験で正社員事務に転職するのは難しくなっています。

厚生労働省が発表した資料によると、2022年8月の事務系職種の有効求人倍率は「0.42倍」で、他の職業に比べて最も有効求人倍率が低いことが分かります。

▼ 職種別有効求人倍率(2022年8月)

職業有効求人倍率
管理的職業1.16
専門的・技術的職業1.82
事務的職業0.42
販売の職業1.90
サービスの職業2.97
保安の職業6.76
農林漁業の職業1.33
生産工程の職業1.92
輸送・機械運転の職業2.10
建設・採掘の職業 5.18
運搬・清掃・包装等の職業0.79

出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和4年8月分)について」より

有効求人倍率とは、ハローワークに出されている求人の数(有効求人数)を求職者数(有効求職者数)で割った数字のことです。

有効求人倍率の数字が大きいほど「就職しやすい状況である」と言えます。

有効求人倍率の例

厚生労働省のデータによると事務職の有効求人倍率は「0.42」なので、求職者数10人に対して求人数は4~5しかありません。

これでは絶対に全員が事務職に就くことはできないので、確実にライバルとの椅子取り合戦が始まるというわけです。

じゃっきー

正直事務経験者でも転職は難しいって言われてるよ

同僚あこ

その中で未経験者が戦うのは、、、サッカーのルールを知らずに試合に出ようとしてるようなものね

事務未経験者は少ない求人数の中で事務経験者と戦っていかなければならず、未経験での正社員事務への転職は難しくなっています。

欠員が出にくい

事務職は残業が少なく働きやすい環境であるため、欠員が出にくい職種です。

欠員が出にくいということは事務を補充するための求人がなかなか出回らないので、未経験で正社員事務に転職するハードルが上がります。

事務職ではただでさえ欠員が出にくい職種ですが、

  • 福利厚生が手厚い
  • 残業が少ない
  • 人間関係が良い

といった理想的な環境で働ける企業になると、さらに欠員が出る可能性は低いです。

折角自分が応募できそうな求人があっても、「条件が微妙だな」と応募自体をスルーすることもよくあります。

じゃっきー

ただでさえ母数が少ないのに、いいなって思う求人は応募者が殺到するんだよね

同僚あこ

そりゃ座るならギッシギシの椅子より、綺麗で高級な椅子の方がいいもんね

事務職は欠員が出にくいことから求人数も少なくなり、未経験者にとってはさらに険しい道になってしまいます。

派遣を利用する企業が増えている

事務の仕事にはデータ入力・資料作成などの単純作業や繰り返し業務が多くあり、コスト削減のために派遣社員を利用する企業が増えています。

事務の正社員&派遣社員数の推移

厚生労働省の「雇用の構造に関する実態調査(就業形態の多様化に関する総合実態調査)」のデータによると、2003年から2019年の16年で事務の正社員は12.2%減少しています。

特に大手企業では事務員が派遣社員で構成されていることが多く、一般事務と呼ばれる仕事での正社員募集はほとんど期待できません。

実際大手企業の事務系の求人を見てみると、

  • 経営企画
  • 広報
  • 物流管理
  • 生産管理

などといった、経験や積極性を求められる求人が多く出ています。

じゃっきー

大手では仕事が細分化されているし、中でも一般事務の仕事はマニュアルがあれば簡単にできることも多いからね

同僚あこ

だったらコストがかからない派遣を利用しようって企業が増えるのも、当然っちゃ当然か

年々企業では事務に派遣社員を利用する傾向にあり、未経験での正社員事務への転職はさらに難しくなっています。

事務の専門職(経理・人事労務・貿易)は実務経験を求められる

事務の中でも経理・人事労務・貿易事務といった専門知識を必要とする職種では、実務経験を求められることが多いです。

例えば求人数No.1を誇るリクルートエージェントで調査したところ、各事務系の「未経験OK」の求人数は下記の通りでした。

事務の種類全体の求人数「未経験OK」の
求人数
「未経験OK」の
求人数割合
一般事務3,68754314.7%
営業事務2,68240615.1%
総務事務2,5021556.2%
経理事務6,3081832.9%
貿易事務5315310.0%
人事・労務事務6,5842243.4%
法務事務2,108813.8%

※2023年5月時点、全国の求人が対象

事務未経験でも転職しやすい一般事務や営業事務と比べ、その他専門知識を必要とする職種では「未経験OK」の求人数割合が10%以下であることが分かります。

じゃっきー

「未経験OK」の求人数割合を見ると、専門職では実務経験が必要になることが分かるね

同僚あこ

うーん、専門性のある事務って狭き門なんだなぁ・・・

事務未経験者では事務の経験に加えて専門知識も乏しいので、正社員での転職が難しくなります。

30代から即戦力を求められる

ポテンシャルやコミュニケーション能力などのスキルで採用してもらえる20代とは違い、30代からは実務経験を有した「即戦力になれる人材」が採用される傾向にあります。

残酷な話ですが、30代になるとただでさえ難しい正社員事務への転職がさらに険しい道へと変わります。

私自身、採用側の立場として選考に携わったことがありますが、30代以上で事務未経験となると、

  • 仕事を積極的に覚えてくれるか
  • 素直に仕事に取り組んでもらえるか
  • 今までの仕事とのギャップで辞めてしまわないか

というようなことが懸念材料となり、採用が見送りになったことが何度かありました。

じゃっきー

採用される立場からすると「年齢で決めるな!」って思うけど、やっぱり同じ未経験者なら20代の方がどうしても有利になる

転職業界で大手企業のdodaでも、30代前半の転職について下記のように言及しています。

30歳、31歳、32歳、33歳、34歳の転職は、社会人経験から即戦力として業務やプロジェクトを牽引する役割が期待されることも多いため、「実際にどんな経験を積んできたか」という“実務経験”をアピールできるといいでしょう。ポテンシャルやポータブルスキルも評価されますが、専門スキルやリーダー・マネジャー経験があれば、それらの経験が転職先の会社にどう役立つか、論理的に説明できるように整理しておきましょう。

出典:doda 「転職するなら何歳まで?年代別の転職活動のポイントは?転職成功者の平均年齢調査【最新版】」より

30歳を超えると未経験職種への転職は高くなっていくため、年齢によっては正社員事務への転職は難しくなります。

転職を成功させるためのコツ

未経験で正社員事務職への転職は難しいとはいえ、決して不可能なことではありません。

転職を成功させるためのコツは以下の通り。

  • 事務に必要なスキルを身に付ける
  • 簿記、英語、IT知識、など武器を持つ
  • 中小企業を狙う
  • 穴場ポイントの求人を狙う
  • 企業が求める人物像であることをアピールする
  • 転職エージェントを利用する

事務に必要なスキルを身に付ける

まずは事務に必要なスキルを身に付けましょう。

事務で必須となるスキルは以下の通りです。

▼ 事務に最低限必要なスキル

ビジネスマナー社会人が企業で働く上で必要なマナーです。具体的には、「身だしなみ」「言葉遣い」「電話対応」などが挙げられます。
ビジネス文書作成スキル社会人として求められる文書作成のスキルです。営業事務は社外の人とメールで連絡を取り合う機会も多いので、習得しておくと業務をスムーズに行えます。
タイピングスキルタッチタイピングの速さが60文字/分であれば「実務レベル」と言われています。営業事務はスピードを求められる職種なので、100文字~120文字/分の速さがあれば安心です。
PCスキルExcel、Word、Powerpointなどのオフィスソフトは、営業事務が日常業務でよく使用するソフトです。これらの基本操作ができる程度のPCスキルが必要となります。
コミュニケーション能力営業事務は社内外のやりとりが非常に多い職種です。情報共有や意思疎通をスムーズに行う能力が求められます。
タスク管理能力営業事務は1人で複数の営業を担当することがあります。依頼された仕事やこなすべきタスクを管理し、漏れなく処理していかなければなりません。

20代ではスキルがなくてもポテンシャルで採用される場合もありますが、入社後スムーズに仕事を進めるならこれらのスキルは必須になります。

じゃっきー

少しでもスキルを身に付けてライバルに差を付けよう

また、これらの必須スキルを身に付けるには、以下の資格が役立ちます。

▼ 事務に役立つスキル

秘書検定秘書に求められる知識・技能を問う試験です。社会人として必要なビジネスマナーを習得することができる資格なので、社会人経験が浅い人やオフィス勤務の経験がない人におすすめです。
ビジネス文書検定ビジネスで使われる文書作成に必要な知識や技能を認定する試験です。ビジネス文書検定を取得することで、ビジネス文書の書き方や表現方法、フォーマットなどの基礎的なスキルを身につけることができます。
MOS(Microsoft Office Specialist)MOSは、Microsoft Office製品(Excel・Word・Powerpointなど)を使ったビジネススキルを証明するための資格試験です。「一般レベル」に合格できれば、「基本的な操作は問題ない」と判断されます。

資格がなくても事務職に就くことは可能ですが、実務経験のない事務未経験者は資格が「できること」の証明にもつながります。

じゃっきー

論より証拠!
資格を取得することで、真剣に事務を目指していることへのアピールにも繋がるよ

事務への転職を目指すにあたって、まずは事務に必要な最低限のスキルを身に付けておきましょう。

簿記、英語、IT知識、など武器を持つ

事務で最低限必要なスキル以外に、簿記・英語・IT知識などの+αの武器を身に付けましょう。

+αの武器を持っておくことで、企業の求人ニーズに応えられる可能性が高くなります。

  • 海外取引がある商社やメーカー、物流会社の事務の場合
    ⇒ 英語が役立つ【目安:TOIC600点以上(外資系企業は800点以上)】
  • 一般事務や営業事務でも売掛金・請求書の処理を行う場合
    ⇒ 簿記が役立つ【目安:簿記3級以上】
  • IT企業の事務やITサポート職の場合
    ⇒ IT知識が役立つ【目安:ITパスポート試験 合格】

このような+αの武器があれば、事務の経験がなくても「企業のニーズを満たしている」という点で他の応募者より有利になれることもあります。

私自身、未経験で事務に転職した際はTOEIC850点を持っていても貿易事務でなかなか内定を取ることができませんでしたが、「英語も分かる営業事務」という求人に応募したところ、無事内定を獲得することができました。

じゃっきー

英語が必須の土俵で戦うより、英語が武器になる土俵の方が事務未経験者には有利だよ

同僚あこ

確かに貿易事務でストレートに勝負しても、どうしても貿易事務経験者には勝てないもんね

事務未経験者は事務必須のスキル以外にも+αの武器を持ち、事務経験者にも負けない魅力ポイントを作っておきましょう。

中小企業を狙う

未経験で正社員事務へ転職したいなら、大手企業より中小企業を狙いましょう。

「派遣を利用する企業が増えている」で述べた通り、事務未経験者でもこなせるような事務仕事は、大手企業では派遣を利用していることが多いからです。

一方中小企業では、1人の事務員が複数の仕事を兼任していることも多く、派遣よりも正社員を登用している企業の方が目立ちます。

大企業は派遣が多く、中小企業は正社員が多い

実際私も中小企業で「貿易事務+営業事務」や「購買事務+総務事務」という働き方をしたことがありますし、同じく中小企業で働く友人も「営業事務+システム担当」という働き方をしています。

社員の役割分担についても、明らかに仕事内容が決まっている業務以外は正社員が担当していることが多いです。

じゃっきー

中小企業だと業務範囲も細分化されてないから、事務として色んな経験も積みやすいよ

事務への転職で苦戦しているなら、正社員を多く採用している中小企業をメインで転職活動を行いましょう。

なんで中小企業では、正社員が多いの?

中小企業では事務の仕事内容は多岐に渡ります。

派遣社員に契約範囲外の仕事を頼むと「労働者派遣契約」に違反してしまうので、仕事に制限のある派遣社員より何でも頼める正社員の方が好まれる傾向にあるからです。

穴場ポイントの求人を狙う

応募者の少ない求人だと他の応募者に勝てる確率が上がるため、穴場ポイントの求人を積極的に狙いましょう。

「穴場ポイントってなんやねん」という話ですが、例えば下記のような求人が挙げられます。

  • 車がないと通勤できない辺境の地にある
  • 休日がシフト制
  • 月給にみなし残業代が含まれている

このような求人は敬遠される傾向にありますが、人によっては「全く気にならない」という人もいるでしょう。

ライバルが応募したがらない求人があるならば、積極的に応募していくべきです。

実際私の友人も「電車通勤より、むしろ車通勤がよい」ということで、34歳でありながらも未経験で営業事務の仕事に転職することができました。

じゃっきー

聞いてみたら、その会社では応募者自体が少なかったんだって

同僚あこ

確かに応募者自体が少ないと、書類選考で贅沢にふるいにかけてる場合じゃないもんね

条件が合わないのに無理をして応募する必要はありませんが、ライバルが少なそうな求人なら積極的に応募していきましょう。

企業が求める人物像であることをアピールする

少しでも事務経験者より有利に立てるよう、企業が求める人物像であることをアピールしましょう。

事務の経験がなくても、企業が「求める人材である」と判断すれば採用される可能性は高くなります。

例えば「企業が求めるもの」が下記であった場合、次のようなアピール方法が考えられます。

▼ 企業が求めるものの例

  • 自主性
    ⇒ 前職の経験から自主性を持って行動した点をアピールする
  • ホスピタリティ
    ⇒ 「思いやり」や「気遣い」できる性格であることをアピールする
  • 勤勉さ
    ⇒ 過去業務外で勉強したことやこれから勉強したいことをアピールする

実際私も採用の立場として面接に携わったことがありますが、事務経験のある応募者もいる中で、事務未経験の応募者を採用したことが何度もあります。

事務経験者は「受け身」の姿勢であったことに対し、事務未経験者は「積極性」があり、一緒に仕事をしたいと思えたからです。

「積極性のある人を採用したい」という気持ちは当時の経営者も同じだったので、教育の手間はかかっても事務未経験者を採用する流れとなりました。

じゃっきー

経験よりも、仕事に対する姿勢を重視する企業はいくらでもあるよ

事務未経験者でも、企業が求める人物像であることを上手くアピールできれば、ライバルに勝つことは可能です。

転職エージェントを利用する

事務未経験者が有利に転職活動を進めるために、転職エージェントを利用しましょう。

転職エージェントでは

  • 今後のキャリア相談
  • 履歴書・職務経歴書のブラッシュアップ
  • 面接対策(よくされる質問・採用されている人の傾向)
  • 年収交渉
  • 内定後のフォロー

といったサービスを完全無料で受けることができます。

転職エージェントでは「どんな人が選考に受かって」「どんな人が選考に落ちたか」という企業の選考傾向も熟知しているので、転職が難しいと言われている事務職では積極的に活用していきたい転職サービスです。

じゃっきー

私も面接でどういうアプローチをすればいいか分からない時は、過去受かった人の特徴を聞いているよ

同僚あこ

落ちた理由についてもしっかり教えてくれる転職エージェントだと嬉しいね

事務転職で私がよく使っている転職エージェントは「doda」と「リクルートエージェント」です。

担当者の質は人によりますが、そこまでひどい人に当たったことはないので概ね満足している転職エージェントです。

まずは登録しておくべき転職エージェント

doda
dodaは、転職者満足度No.1を誇る大手転職エージェント。求人数はリクルートエージェントに次ぐ業界トップクラスで、幅広い業種や業界に対応しています。

dodaに
無料で相談する

リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1を誇る大手転職エージェント。非公開求人を含めた求人数は業界トップで、都市部以外で就職を考えている人でも求人を見つけやすくなっています。

リクルートエージェントに
無料で相談する

「doda」も「リクルートエージェント」取り扱い求人が多く、地方でも求人を見つけやすいところが高評価のポイント。

私はマイナーな転職エージェントを含めて10社以上に登録したことがありますが、結局今でも使い続けているのはこの2社だけとなっています。

じゃっきー

dodaとリクルートエージェントは、放置せずにしっかり求人を送ってくれるからありがたい

「どこの転職エージェントを使えばいいか分からない!」という人は、とりあえずこの2社を登録しておくことをおすすめします。

\ 丁寧なサポート /

dodaに
無料で相談する

\ 豊富な求人!/

リクルートエージェントに
無料で相談する

その他事務転職におすすめの転職エージェントについては、下記の記事を参考にしてください。

あわせて読みたい
現役事務員が教える|事務転職におすすめの転職エージェント10選 「事務職に強い転職エージェントってあるの?」とお悩みではないですか? この記事では現役事務員の私が事務転職におすすめの転職エージェントを紹介しています。 最低でも3社は登録して、転職活動をスムーズに進めていきましょう。

転職で苦戦している人へのアドバイス

未経験で正社員事務への転職で苦戦している人は、下記の方法も検討してください。

  • 応募する企業の条件を緩める
  • 派遣・契約社員で実務経験を積む
  • 紹介予定派遣から正社員雇用を狙う

応募する企業の条件を緩める

事務への転職で苦戦している人は、応募する企業の条件を見直してみましょう。

よくよく考えてみると、「”絶対”というほどでもないな」と思える条件が出てくる可能性があります。

  • 年間休日120日以上
    ⇒ 有休取得率の高さでカバーできるかも
  • 年収350万以上
    ⇒ まずは事務の経験を詰んでから、再転職で年収アップを狙うのもありかも
  • 通勤30分以内
    ⇒ リモートワークありなら、もうちょっと範囲を広げられるかも

このように「絶対必要」と思うような条件も、他の条件と組み合わせることによって応募できる企業の幅が広がります。

じゃっきー

最初から条件を厳しくすると、結局は自分の首を絞めることになるよ

同僚あこ

色んな条件と組み合わせて総合的に判断していきたいね

「そもそもどうやって希望条件の優先順位を付ければいいか分からない」という人は、dodaの「条件チェックシート」を活用してみましょう。

▼ dodaの「条件チェックシート」

dodaの「条件チェックシート」

こちらのシートでは細かい希望条件に優先順位を付けながら、「転職先に求める条件」を視覚的に整理することができます。

転職で苦戦している人は応募する企業の条件を見直し、応募できる企業の幅を広げていきましょう。

年齢によっては再転職が難しい場合もあります。転職エージェントやキャリアカウンセリングに相談しながら転職活動を進めていきましょう。

派遣・契約社員で実務経験を積む

正社員で事務への転職に苦戦している人は、派遣や契約社員で実務経験を積むのも1つの手です。

派遣や契約社員なら「未経験OK」の求人も多く、正社員事務よりも転職のハードルは下がります。

例えば大手転職サイトの「リクナビNEXT」と大手派遣会社の「テンプスタッフ」の求人数を比べると以下の通り。

※2023年5月時点、全国の求人が対象

業界トップクラスを誇るテンプスタッフの派遣求人数は、リクナビNEXTの正社員求人数の約5倍です。

じゃっきー

事務未経験者には正社員より派遣社員の方が圧倒的に始めやすい!

また、テンプスタッフでは事務のスキルアップ・資格取得のための講座を受講することができ、事務の実績の積み上げとスキルアップが同時進行で行えるのも嬉しいポイントです。

▼ テンプスタッフのスキルアップ支援

OAスキルアップ

事務必のExcelやWordを中心に、機能の理解から応用力を身に付ける内容まで学習

ネイティブ講師との英会話講座や英文eメール作成、TOEIC800点を目指す講座などを実施

経理・貿易・CADなど専門事務の内容を学習

コミュニケーション力や基本的なビジネスマナーなどのビジネススキルを学習

MOS、日商簿記、TOEIC、証券外務員などの資格取得を支援

正社員事務への転職で苦戦している人は、一度派遣社員として事務の実績を積むことも検討していきましょう。

事務職におすすめの派遣会社
  • テンプスタッフ
    業界最大級の求人数を誇る大手総合人材サービス会社。特に事務職の仕事が多く、事務を目指す人は登録しておきたい会社です。
  • マイナビキャリレーション
    マイナビグループが提供する事務職専門の無期雇用派遣サービス。独自の研修制度で事務に必要なスキルを磨いていけるので、未経験でも安心して仕事を始められます。
  • アデコ
    スイスに本社を置く世界的人材サービス企業(アデコグループ)の日本法人。特に事務系の仕事が多く、大手有名企業や優良企業の仕事に携われるチャンスがあります。
派遣から正社員雇用を狙うのはあり?

派遣から正社員雇用を狙うことはおすすめしません。

厚生労働省のデータによると、派遣社員を正社員雇用する事業所は全体の13%程度しかなく、実際に正社員雇用した実績になると1%程度しかないからです。

正社員で就職するなら派遣会社で事務としての実績を積み、他の会社へ転職することをおすすめします。

紹介予定派遣から正社員雇用を狙う

前述した通り派遣から正社員雇用を目指すのはおすすめしませんが、紹介予定派遣から正社員雇用を狙うのはおすすめです。

紹介予定派遣では、初めから社員雇用を前提とした働き方になるので、本人と派遣先の合意があれば正社員として働くことができる可能性が高くなります。

  紹介予定派遣とは

紹介予定派遣とは、派遣先企業で直接雇用されることを前提とした働き方です。派遣期間(最長6ヶ月)終了後、双方の合意のもとに社員として働くことができます。

▼ 紹介予定派遣の仕組み

紹介予定派遣の仕組み

紹介予定派遣では派遣と同様に「未経験OK」の求人も多く、直接正社員で就職を目指すよりも難易度は低いです。

じゃっきー

紹介予定派遣についてざっくり説明すると、お互いに気に入ったら社員になれるし、お互い、またはどっちかが気に入らなければ「はい、次!」って感じ

同僚あこ

なるほど、お見合いみたいなもんだね

気になる正社員になれる割合ですが、紹介予定派遣から正社員雇用されたのは全体の約30%というデータが出ています。

紹介予定派遣から正社員雇用の割合
  • 参照データ1:厚生労働省「令和2年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)」
  • 参照データ2:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「人材派遣会社におけるキャリア管理に関する調査」

「いや、低ッ!」と思われた方もいるかもしれませんが、「直接雇用不成立」の中で企業側から雇用を打診されて自ら社員雇用を断った人も多くいます。

エンジャパンが派遣会社100社を対象としたアンケートを行った結果、直接雇用がされなかった原因の7割がスタッフ側の「お断り」だったいうことが分かりました。

弊社調べの派遣会社100社を対象としたアンケート結果によると、派遣期間終了時に直接雇用が成立する割合は約70%。成立しないケースでは、企業側NGが30%なのに対し、スタッフ側NGは70%もあるという結果になりました。

出典:エン人事のミカタ 「紹介予定派遣は、派遣期間終了時に派遣社員に直接雇用を辞退されることもありますか?(人事労務Q&A)」より

企業によっては、

  • 言われていた仕事内容と違った
  • 激務過ぎてとても長く続けられない
  • 人間関係が悪くて離職率が異常に高い

と入社してから後悔することもよくあるので、紹介予定派遣という働き方は、入社前に企業の実態を知ることができる素晴らしい働き方だとも言えます。

じゃっきー

実は私も入社してから失敗するのが怖くてテンプスタッフで紹介予定派遣で仕事を探してたんだけど、前の会社は正社員雇用で入社してから結局後悔した

同僚あこ

結局紹介予定派遣使えてなくて草。入社前のお試し期間って考えたら、働く側にとっても採用側にとってもメリットのある働き方だね

正社員で事務への転職に苦戦している人は、紹介予定派遣で正社員を狙っていくこともおすすめします。

派遣終了後の契約は「正社員」とは限りません。社員雇用と言っても「契約社員」の場合もあるので、募集要項や企業の雇用実績をしっかり確認しておきましょう。

まとめ:工夫次第で事務への転職は可能

今回は未経験でも正社員で事務への転職を成功させるコツについて解説しました。

▼ 未経験でも正社員で事務への転職を成功させるコツ

  • 事務に必要なスキルを身に付ける
  • 簿記、英語、IT知識、など武器を持つ
  • 中小企業を狙う
  • 穴場ポイントの求人を狙う
  • 企業が求める人物像であることをアピールする
  • 転職エージェントを利用する

未経験で正社員の事務を目指すのは険しい道のりですが、決して不可能なことではありません。

使える武器はフルに使いながら、正社員事務への転職を実現させましょう。

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社畜歴9年目のOLです。本業は事務職で、副業はWebデザイナー&ブロガー。
仕事の悩み・事務の転職・資格・ブログ運営について発信しています。

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じゃっきー
社畜OL
サービス残業100時間超の飲食店ブラック企業から、残業20時間未満の事務職へ転職。その後は4回の転職を繰り返し、現在は大手上場企業経理部員として奮闘中|営業事務・貿易事務・購買・人事労務・総務事務の経験あり

転職経験4回/短期離職2回/それでも人生なんとかなる
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