事務って一日中座れて楽そうだよね。接客大変だし、事務に転職しようかな・・・。
そんな悩みにお答えします。
- この記事の信頼性
事務は「残業が少ない」「喋りながら仕事ができる」というイメージから「事務職って楽すぎるやろ」と思われている人もいると思いますが、事務はやってみないと分からない大変なこともたくさんあります。
実際私も接客業から未経験で事務職に転職しましたが、「接客の方が良かった・・・」と後悔したこともありました。
事務には事務ならではの苦労がある。
そこでこの記事では、事務転職で後悔しないために、事務職を経験した人にしか分からない「事務職ならではの大変なポイント」について紹介します。
- そもそも事務職って何するの?
- 事務が「楽」と言われる理由
- 事務を経験して分かった大変なポイント7選
- 事務に向いている人・向いていない人の特徴
- 事務へ転職する方法
この記事を読めば、あなたにとって事務は本当に「楽な仕事」か「地獄の仕事」なのかが分かります。
ぜひ最後までお読みください。
そもそも事務職って何するの?事務の仕事内容
事務の主な仕事内容は、データ入力・資料/契約書作成・ファイリング・郵送物の処理・電話/来客対応など多岐に渡ります。
企業の規模や事務の種類によって仕事内容は変わりますが、事務としてこなさなければならない仕事はどの事務でも共通点が多いです。
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一般事務
書類作成・ファイリング・データ入力・資料作成・郵送物の処理・電話対応・来客対応など
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営業事務
発注書作成・見積書作成・請求書作成・プレゼン資料作成・顧客対応など
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経理
伝票仕訳・経費精算・現金出納・帳簿作成・振込/支払確認など
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総務
社内備品/設備の管理・社内規定の作成/更新・社内イベントの運営など
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人事
人材採用・人材育成・人材評価など
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労務
勤怠管理・給与計算・社内環境の整備など
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法務
契約書に関する不備・法律的な問題がないかのチェックなど
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貿易事務
貿易書類作成・輸出入許可申請・船/飛行機の手配・納期管理など
どの事務を選ぶかでメインの仕事内容は変わってくるよ。でも「データ入力」「書類作成」「ファイリング」とかはどの事務でも携わる業務だね。
「事務共通の仕事」っていうぶっとい幹があって、そこから事務の種類によって仕事内容が枝分かれしていくイメージかな。
事務によって仕事内容は細かく分かれますが、この記事ではどの事務でも「あるある」の大変なポイントを解説していきます。
事務が「楽」と言われる理由
「仕事楽でいいよね」と思われがちな事務職ですが、実はそうでもありません。
私も接客から事務へ転職する前は「事務は毎日座って仕事できていいよね。いつでもお茶飲めて楽だろうな~」と舐めきっておりました。
全国の事務員様ごめんなさい。(土下座)
事務職が「楽な仕事」と言われる理由は以下の通りです。
- 座り仕事だから楽
- ノルマがないから楽
- 言われたことをやっていればいいから楽
- 責任を問われないから楽
- 残業がないから楽
座り仕事だから楽
事務は1日のほとんどが座り仕事で、何かを立ったままで作業を行ったり外出したりということはほぼありません。
「動くの嫌い。じっとしてるの最高~!」という超面倒くさがり屋には、事務職は最高の環境です。
実際私が接客業を行っていたときは「座る」という行為が許されるのはご飯タイムぐらいでしたが、事務ではかなり長い時間席に座っています。
逆に事務が席を立つのは、
- トイレ
- 来客
- コピー
- 資料を取る
という時ぐらいです。
省エネすぎて空気が綺麗になりそうな勢い。
事務は必要以上に身体を動かして疲れることがないので、座り仕事である事務は「楽な仕事」と言われやすくなります。
詳しくは後ほど「座りっぱなしで体調不良」で紹介しますが、座りっぱなしは座りっぱなしで身体にかなりの悪影響を及ぼすので、座りっぱなしの仕事が楽とは限りません。
ノルマがないから楽
事務は営業や販売職のように仕事の「ノルマ」がありません。
精神的に追いつめられたり自ら必死に仕事をこなす必要がないので、プレッシャーに弱い人にとっては楽な仕事です。
一方事務では数字に追われることはなく、目の前の仕事を確実にこなしていく日々を送っています。
プレッシャーがない生活は、控えめに言って最高。
事務は売上や件数といった「ノルマ」に追われることがない職種なので、ゆったり仕事をしたい人には「楽な仕事」となります。
人によっては「やりがいがない」と感じてしまうので注意が必要です。
言われたことをやっていればいいから楽
事務の仕事は決まったルーティンワークが多く、積極性が必須の職種ではありません。
上司や先輩からの指示通りに仕事を進めるだけでよく、自分で考えて行動するのが苦手な人にはストレスがなく楽な仕事です。
ノルマがないから、無理になにか行動を起こす必要がなくなったなぁ。
事務は上司や先輩からの指示通りに仕事を進めれば成り立つ職種なので、自己裁量が必要な職種よりも「楽な仕事」と言われます。
実際には、言われる前にやっておく「先読み力」や「気遣い」、「要領の良さ」が事務には求められ、「言われたことしかできない人」は会社から良い評価を得ることはできません。
責任を問われないから楽
データ入力や書類作成を行う事務は、精神的なプレッシャーが少ない仕事です。
何かのミスで売上に直結する仕事ではないため、「責任を負いたくない!」という人には精神的に楽な仕事になります。
作る意味がないデータを作らされてる時は「精度」なんてありゃしない。
事務には売上に直結しない仕事もたくさんあるので、少ないプレッシャーで楽に仕事を進めることができます。
仕事内容や会社での立場によっては事務でも責任を負う仕事はたくさんあるので、事務は事務でも、責任の範囲を一括りに考えないように注意しましょう。
残業がないから楽
事務はその日の仕事さえ終われば、簡単に定時で帰ることができます。
決まった繁忙期に向けて事前準備を進めておけば残業のコントロールもしやすいので、「残業する元気なんてない」という人には楽で続けやすい職種となります。
しかし事務は9時から18時までと固定時間での労働が多く、取引先も同じような時間設定の場合が多いので、定時が来れば仕事を切り上げられることが多いです。
- 接客時:残業100時間超え
- 事務1社目:残業10~20時間
- 事務2社目:残業0~10時間
また、dodaで発表された「平均残業時間ランキング【94職種別】」でも、事務職が他の職種と比べて残業時間が少ないことが分かります。
職種 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
---|---|---|---|---|
営業 | 17.9 | 25.3 | 24.3 | 23.4 |
企画/管理 | 22.5 | 23.8 | 24.7 | 23.6 |
事務/アシスタント | 12.6 | 13.2 | 15.6 | 15.8 |
IT/通信系エンジニア | 18.1 | 23.4 | 25.0 | 23.8 |
モノづくり系エンジニア | 21.5 | 27.0 | 26.5 | 23.7 |
建築/土木系エンジニア | 20.9 | 31.1 | 27.7 | 25.0 |
素材/化学/食品系エンジニア | 19.8 | 18.7 | 19.7 | 21.7 |
医療系専門職 | 13.6 | 15.9 | 16.3 | 24.4 |
販売/サービス | 15.8 | 25.3 | 22.5 | 23.1 |
クリエイティブ | 30.9 | 32.5 | 28.4 | 21.4 |
「また明日確認しておきます」が許される世界、最高。
事務は自分の仕事のコントロールができれば残業が少ない職種なので、他の職種と比べて「楽な仕事」と言われます。
「事務は残業が少ない」とは絶対には言い切れないので、会社選びで失敗しないように注意が必要です。
事務を経験して分かった大変なポイント7つ
私が実際に事務を経験して「接客より大変やないかい」と痛感したポイントは以下の通りです。
- 座りっぱなしで体調不良
- 地味だけど重要な仕事が多い
- 1つのミスが致命傷になる
- 頑張りを評価してもらうのが難しい
- 人間関係が悪いと地獄
- 離席するのに気を遣う
- 不自由なお昼休み
座りっぱなしで体調不良
事務はほとんどの時間を座りっぱなしで仕事をこなします。
立ちっぱなしの仕事を強いられる人からすれば「座り仕事って楽そうでいいな」と思われると思いますが、座りっぱなしは様々な体調不良を起こす要因となります。
- 腰痛
- 肩こり
- むくみ
- 冷え性
実際私も事務に転職してから肩こりがひどく、頭痛にまで発展するのが日常茶飯事です。
接客のときはかかとが割れそうで辛かったけど、事務は事務で肩が爆発しそうで辛い・・・。
誰もいない空間であれば体操を挟みたいところですが、人の目があるオフィスだとそういうわけにもいきません。
事務は「座りっぱなしで楽」というよりも、実は「体を動かす機会がなくて辛い」職種です。
地味だけど重要な仕事が多い
事務の仕事は営業や接客業のように、仕事が数字に直結する華やかな仕事ではありません。
- 書類ファイリング
- 郵便物仕分け
- 資料作成
といった、完全に裏方の地味な仕事が多いです。
しかし、このような地味な仕事も会社にとっては非常に重要な仕事となります。
このように、一見地味に見えて重要な役割を持つ仕事が事務職にはたくさんあります。
地味だから手を抜いていいわけじゃないし、意外と神経使う仕事が多いよ。
1つのミスが致命傷になる
事務は似たような仕事を繰り返す仕事なので「楽でいいよな」と思われがちですが、繰り返し業務の中でも確認作業が非常に大事な職種です。
特に売上に関連するデータの入力ミスがあった場合、数字を1つ間違えるだけで大惨事になります。
実際に私も発注数量を間違えて注文書を発行してしまい、100万円の誤差が出たことがあります。
発注書を送る前に上司が気付いてくれたので事なきを得ましたが、そのまま誰にも気付いてもらえなかったらと思うと・・・身震いしますね。
金額の大きい発注は手が震える。((ブルブル
試験では「△」で加点をもらえる計算も、事務の世界では「×」に加えてマイナス100点です。
事務はたった1つのミスで周囲に大きな迷惑をかけてしまうこともあるので、適当な仕事しかできない人は絶対に選んではいけない職種となります。
頑張りを評価してもらうのが難しい
事務は毎日コツコツとミスなく仕事を捌いていくことが仕事です。
営業や販売のように「数字で見える成果」が事務にはないので、頑張りを評価してもらうのが非常に難しい職種となります。
実際私も接客から事務に転職してからは「上司の自己判断」でしか評価を得ることができず、ストレスを抱えることが多くありました。
- 何を評価されているのか分からない
- やってもやらなくても一緒
- 何であの子と私の給料が一緒なんだ
事務をやっていると、このようにイライラが募ることもよくあります。
「お前に私の何が分かるんだ!」と思うこと早8年。事務のこの評価基準にも慣れた私がいる。
- 頑張りを評価されたい!
- 明確な評価基準が欲しい!
- 給料を大きく上げていきたい!
と考えている人は、事務職に就いても辞めたくなる可能性が高くなります。
人間関係が悪いと地獄
事務は、事務同士や他部署との連携も多く、社内の人間とよく関わる仕事です。
そのため社内の人間関係が悪い会社に転職すると、事務生活は一気に地獄と化します。
- 自分がルールブックだと思い込んでるお局様
- 社員の噂話が好きな女子グループ
- 歩くセクハラと化したヤバい上司
実際私はこのような人間関係の会社に転職してしまい、適応障害を患って1ヶ月の休職に追い込まれました。
動物園の方がまだマシだよ。
営業や接客なら、接する相手は社外の人間であることも多いので、事務職ほど人間関係は重要ではありません。
事務への転職を希望する場合は、絶対に会社の雰囲気や人間関係が悪い転職先を選ばないで下さい。
離席するのに気を遣う
事務は電話対応や来客対応も仕事の1つです。
頻繁に離席したり長時間離席したりすると他の人に電話や来客対応のしわ寄せが行ってしまうため、離席するのにも気を遣います。
- トイレ以外で離席する際は、どこに行くか一声かける
- 外出する用事がある際は、何分ぐらいに戻るか伝えておく
- 離席中に自分宛の電話がありそうな際は、周りに伝えておく
このような気遣いがないと、「あいつ業務中にどこに行ったんだ?」と目を付けられかねません。
事務は事務所に軟禁されるのが基本。(誰も教えてくれない)
- 気晴らしに散歩する
- 小休憩でコンビニに行く
といった行動は事務に許されていないことも多いので、事務職へ転職する際は「自由に行動できない」と思っておいて下さい。
不自由なお昼休み
会社での昼休みは就業規則で決まっており、みな一斉にお昼休憩に入ります。
「お昼休み=自由な時間」と考えている人もいると思いますが、女性の多い事務の世界では自由が許されないことも多いです。
- 昼休み中の外出が禁止されている(電話対応のため)
- グループで一緒に食事を取らないと白い目で見られる
- 話に参加しないと陰口の対象にされる
こんな風に、全員で休憩を取らされるがために、不自由な昼休みを過ごさなければならない状況もよくあります。
一人で休憩が取れる接客の方が気楽だったなって思うこともあるよ。女子怖い。
- 昼休みぐらい自由にさせてくれ!
- 一人で昼休みを過ごしたい!
と考えている人は、事務によくある暗黙のルールに嫌気がさしてしまう可能性があります。
事務が「楽」かは向き不向きによる
実際に事務の仕事を「楽」と思えるかどうかは、事務に向いているか向いていないかでも大きく違います。
例えば事務に向いている人の性格は以下の通り。
- 人のサポートが好き
- 繰り返し作業が苦ではない
- 心配性で細かいことが気になる
- 人と関わることが好き
- スケジュール管理が得意
- 整理整頓が好き
- 臨機応変に対応できる
これらの特徴を見て「あ~自分の性格、こんな感じだわ」と思える人は、事務に転職すれば今の生活より「楽」と思える可能性も高くなります。
得意を仕事にできれば、多少のストレスもカバーしやすいね。
しかし、逆に事務に向いていない人の性格は以下の通りです。
- パソコン作業が劇的に苦手
- 長時間の座りっぱなしが辛い
- 指示されるのが嫌い
- 作業が大雑把
- 1つの作業に集中したい
- 毎日仕事に変化がほしい
- 数字で明確に評価されたい
このように感じる人は、事務の「楽そう」というイメージだけで転職してしまうと必ず後悔します。
事務の向き不向きについてもっと詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
≫事務に向いている人と向いていない人の性格
「事務に転職して合わなかったらどうしよう」とお悩みの方必見!事務は覚えれば難しい仕事ではありませんが、人によって向き不向きが出る職種でもあります。この記事では7年以上事務として働いている私の経験から、事務に向いている人と向いていない人の性格について解説しています。転職で後悔したくない人はぜひ最後までお読みください。
それでも事務に転職したいと思ったら
事務は楽な仕事とは限らないと理解した上で、「それでも事務に転職したい!」と思ったら以下の手順を踏んでください。
- なぜ事務職に就きたいのか整理する
- 事務に必要なスキルを身に付ける
- 転職サービスを利用する
1. なぜ事務職に就きたいのか整理する
事務への転職を目指すなら、まずは「なぜ事務職につきたいのか」を整理しましょう。
もちろん「やっぱり楽そうだから」という理由でも構いませんが、いざ採用面接になったときに「楽そうだから」では、当然採用されません。
面接官は、「あなたを採用したらどんな活躍をしてくれるのか」を期待して、採用面接を行います。
- コツコツと丁寧に仕事をこなすのが好きだから
- 人のサポートにやりがいを感じるから
- 求められていることを察して行動するのが得意だから
本音はさておき、このような採用する企業側にとってもメリットとなる理由が必要です。
もちろん嘘はダメだよ。嘘をついて事務に転職できたとしても、結局合わなくて苦しむのは自分だからね。
あなたがなぜ事務職に就きたいのか、事務の仕事内容もきちんと理解した上で改めて考えてみてください。
2. 事務に必要なスキルを身に付ける
職種未経験で事務に転職するためには、最低限のスキルを身に付けていなければなりません。
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ビジネスマナー
社会人が企業で働く上で必要なマナーです。具体的には、「身だしなみ」「言葉遣い」「電話対応」などが挙げられます。
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ビジネス文書作成スキル
社会人として求められる文書作成のスキルです。事務は社外の人ともメールで連絡を取り合う機会も多いので、習得しておくと業務をスムーズに行えます。
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タイピングスキル
タッチタイピングの速さが60文字/分であれば「実務レベル」と言われています。手元を見ずに文字を打てるよう練習しておきましょう。
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PCスキル
Excel、Word、Powerpointなどのオフィスソフトは、事務が日常業務でよく使用するソフトです。これらの基本操作ができる程度のPCスキルが必要となります。
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コミュニケーション能力
事務の仕事は一人で黙々と行うものではなく、案外人とのやりとりが多い職種です。情報共有や意思疎通をスムーズに行う能力が求められます。
20代ならスキルがなくてもポテンシャルで採用される場合もありますが、入社後スムーズに仕事を進めるならこれらのスキルは必須になります。
特にパソコンは事務の相棒だから、使えないと結構ヤバい。
また、これらの必須スキルを身に付けるには、以下の資格が役立ちます。
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秘書検定
秘書に求められる知識・技能を問う試験です。社会人として必要なビジネスマナーを習得することができる資格なので、社会人経験が浅い人やオフィス勤務の経験がない人におすすめです。
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ビジネス文書検定
ビジネスで使われる文書作成に必要な知識や技能を認定する試験です。ビジネス文書検定を取得することで、ビジネス文書の書き方や表現方法、フォーマットなどの基礎的なスキルを身につけることができます。
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MOS(Microsoft Office Specialist)
MOSは、Microsoft Office製品(Excel・Word・Powerpointなど)を使ったビジネススキルを証明するための資格試験です。「スペシャリスト」のレベルに合格できれば、「基本的な操作は問題ない」と判断されます。
余力があるなら「日商簿記検定」「TOEIC」「ITパスポート」の資格もおすすめです。
3. 転職エージェントを利用する
事務未経験者が有利に転職活動を進めるために、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントでは
- 今後のキャリア相談
- 履歴書・職務経歴書のブラッシュアップ
- 面接対策(よくされる質問・採用されている人の傾向)
- 年収交渉
- 内定後のフォロー
といったサービスを完全無料で受けることができます。
転職エージェントでは「どんな人が選考に受かって」「どんな人が選考に落ちたか」という企業の選考傾向も熟知しているので、転職が難しいと言われている事務職では積極的に活用していきたい転職サービスです。
私も面接でどういうアプローチをすればいいか分からない時は、過去受かった人の特徴を聞いているよ。
落ちた理由についてもしっかり教えてくれる転職エージェントだと嬉しいね。
事務転職で私がよく使っている転職エージェントは「 doda」と「リクルートエージェント」です。
担当者の質は人によりますが、そこまでひどい人に当たったことはないので概ね満足している転職エージェントです。
-
dodaは、転職者満足度No.1を誇る大手転職エージェント。求人数はリクルートエージェントに次ぐ業界トップクラスで、幅広い業種や業界に対応しています。
事務求人数 4.5 求人の質 4.5 サポート力 5.0 -
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1を誇る大手転職エージェント。非公開求人を含めた求人数は業界トップで、都市部以外で就職を考えている人でも求人を見つけやすくなっています。
事務求人数 5.0 求人の質 4.5 サポート力 4.0
「doda」も「リクルートエージェント」も取り扱い求人が多く、地方でも求人を見つけやすいところが高評価のポイント。
私はマイナーな転職エージェントを含めて10社以上に登録したことがありますが、結局今でも使い続けているのはこの2社だけとなっています。
dodaとリクルートエージェントは、放置せずにしっかり求人を送ってくれるからありがたい。
「どこの転職エージェントを使えばいいか分からない!」という人は、とりあえずこの2社を登録しておくことをおすすめします。
まとめ:事務は想像よりも大変な仕事
今回は、経験して分かった事務の大変なポイントについて解説しました。
- 座りっぱなしで体調不良
- 地味だけど重要な仕事が多い
- 1つのミスが致命傷になる
- 頑張りを評価してもらうのが難しい
- 人間関係が悪いと地獄
- 離席するのに気を遣う
- 不自由なお昼休み
事務は「誰でもできる」「言われたことをやっておけばOK」というイメージから「楽な仕事」と思われがちです。
しかし実際には細かなチェックや気遣い、コミュニケーション能力など、組織の潤滑剤として様々なスキルを求められます。
事務職に向いている性格かどうかで事務を「楽」と感じるかも違ってくるので、「事務の仕事内容」「事務向きの性格」についてもチェックをし、後悔のない転職を実現させてください。