- 転職したばかりだけど、もはや会社が合わなくて辞めたい
- このまま我慢すべきか転職すべきか悩んでいる・・・
- 「会社が合わない」直感って信じていいの?
こんな悩みを解決します!
- この記事を書いた人
- 30代で転職経験4回あり
- 転職1ヶ月でスーパー早期退職を経験済み
- 接客から事務への転職で100時間自由な時間を確保
- 本題に入る前に
転職してまずぶち当たるのは、「新しい会社に馴染めるかどうか」という問題。
違和感なくスッと馴染むことができれば困ることはありませんが、「なんかこの会社違うかも」という違和感は転職を後悔する原因にもなります。
転職って入社してみないと分からないことも多いよね。直感で「合わない」って感じたときはどうしたらいいの?
まずは「合わない」って感じる原因を見つけることが重要だよ。そこから転職すべきか考えていこう。
- 「会社が合わない」という直感は当たりやすい
- 直感で「会社が合わない」と感じる理由
- 直感で「合わない」と感じる会社を辞めていいかの判断基準
この記事を参考に転職すべきか判断すれば、これからのことについてもう頭を悩ませる必要はありません。
ぜひ最後までお読みください。
「会社が合わない」という直感は当たりやすい
「会社が合わない」と直感では感じるものの、果たしてそんな曖昧な気持ちを信じて行動に移して良いものか。
人生を大きく左右する転職において悩みどころとなりますが、結論からいうと「会社が合わない」という直感は信じるべきです。理由は以下の通り。
- 直感はこれまでの経験に基づくもので割と当たる
- 私自身、直感で「合わない」と感じた会社は結局合わなかった
直感はこれまでの経験に基づくもので割と当たる
もしあなたが「この会社合わないかも」と感じているのなら、その直感を信じましょう。
なぜなら直感とは、これまでの経験に基づいて感じていることなので割と当たっていることの方が多いからです。
それはあなたが過去にたくさんの人と出会って「合う人」「合わない人」の特徴やパターンを蓄積しており、新しい人と出会う度に無意識に「合う」「合わない」を判別しているからです。
確かに話したことがなくても、なんとなく「合う人」「合わない人」が分かるかも。
それが直感で分かるってことは、これまでの経験が蓄積されてるってことだね。
「直感はこれまでの経験に基づくもの」という話は、メンタリストDaigoさんが執筆された「直観力」という本の中でも紹介されています。
直観とは、「脳がこれまでインプットしてきた経験や学習のデータベースから、無意識に手がかりやヒントを見つけてそっと教えてくれる答え」のこと。
出典:メンタリスト DaiGo 「直観力」
データベースから引き出してくるプロセスが無意識かつ超高速で行われるため、「ピン!」と思いついたように感じてはいますが、その答えには「過去の経験の記憶」という立派な根拠や裏付けがあります。
また、この本の中では「人の直感は90%近くの確率で当たる」とも言われています。
ちなみに、本書では「直感」も「直観」も意味に大きな違いはないとされているよ。
「この会社合わないかも」という直感は、決して「なんとなく」で生まれた当てずっぽうな気持ちではありません。直感は根拠のあるものなので、自分の気持ちを信じましょう。
直感で「合わない」と感じた会社は結局合わなかった
私自身の体験談として、直感で「合わない」と感じた会社は結局合わなかったです。
例えば私は1ヶ月のスーパー短期離職で退職した経験があるのですが、入社した初日に「この会社合わないかも」という直感がありました。
- 前任者が荷物を残して退職していた
- 誰も目を見てまともに挨拶してくれなかった
- 社内コミュニケーションがほとんどんなかった
これらの状況から「この会社は違う」と直感したのですが、入社4日目には出社拒否するまでに「合わない会社」であることが判明しました。
出社拒否とはなかなか・・・結局その後はどうなったの?
結局1ヶ月働いてみたけど、どうにもこうにも辛すぎて辞めたよ。
私は「入社数日で判断するのは流石に早すぎる」と思いましたが、結局は早期退職には変わりない結果となりました。
時間の経過に頼ってみても、「合わない」と感じる会社に馴染めることはなかったです。
直感で「会社が合わない」と感じる理由は2つ
転職した会社が「合わない」と感じる理由は大きく分けて2つあります。
- 前職とのギャップに慣れていないだけ
- 自分の価値観に合わない会社を選んでしまっている
前職とのギャップにまだ慣れていないだけ
転職した会社が「合わない」と感じる理由は、まだ前職とのギャップに慣れていないだけという可能性があります。
特に前職での職歴が長かった人や初めて転職をした人は、前職とのギャップで「合わないかも」と思うこともしばしば。
- リクナビNEXTに掲載されている転職者へのアンケートによると、「新しい職場に馴染めなくて辞めたいと思ったことがある人」は全体の約6割!
実際私も5年勤めた会社から他の会社へ転職した際は、前職とのギャップで「合わないかも」とよく感じていました。
- 前職ではシステムをバリバリ使いこなしていたのに、転職先は超アナログな作業が多い
⇒ 【仕事内容】のギャップ - 前職は意見を述べることが普通だったのに、転職先では意見を言うと白い目で見られる
⇒ 【社風】のギャップ - 前職は自分の仕事が終わったら定時で帰れてたのに、転職先では人の仕事を手伝わないといけない
⇒ 【労働環境】のギャップ
最初は「なんだかな~・・・」って思うことも、1年もすれば自然と慣れてきたよ。
『住めば都』ということわざの通り、最初は拒否反応が起こることがあっても働くうちにその会社の風習に慣れ、「この会社のここはいいよね」という別の魅力に気づいたりもします。
よっぽどの嫌悪感がない限りは、「転職したばかりで会社に慣れていないだけ」ということも十分考えられます。
価値観が合わない会社を選んでしまっている
一方で、自分の価値観に合わない会社を選んでしまっているが為に「会社が合わない」と感じている場合もあります。
「前職とのギャップに慣れていないだけ」の場合と違い、「価値観が合わない会社」だと何ヶ月・何年働こうが気持ちに変化は起こりません。
- 怒鳴って人を威圧する教育方針に共感を持てない
- コミュニケーションのない職場に働く気力がなくなる
- 「残業=頑張っている」という謎理論が嫌い
これは実際に私が転職1ヶ月で辞めた会社で「価値観が合わない」と思った部分だよ。
もしあなたの勤める会社が社員の意見に耳を傾けてくれるなら、「合わないかも」と思う気持ちは解消される可能性があります。
なぜなら「価値観の相違」という問題は時間が解決してくれるものではなく、お互いの歩み寄りがないと解決することが難しい問題だからです。
会社に対して「この会社のこういう部分は絶対受け入れられない」という強い気持ちがあるのなら、価値観の合わない会社を選んでしまっている可能性が高いです。
直感で「合わない」と感じる会社を辞めていいかの判断基準
会社を辞めていいかの判断基準は、先述した「転職した会社が合わない理由」を基にすると以下のようになります。
それぞれ詳しく解説していきます。
まだ会社に慣れていないだけ:転職NG
「会社が合わない」と感じる理由が「まだ会社に慣れていないだけ」なら、今すぐ転職することはおすすめしません。
働くうちに「会社を辞めたい」という気持ちが薄れ、今の会社を楽しめる可能性が十分にあるからです。
- リクナビNEXTに掲載されている転職者へのアンケートによると、「転職後に辞めたいと感じたが、半年以内に辞めたい気持ちが解消された人」は約8割!
結構な割合で辞めたい気持ちが解消されてるんだね。
「社内の人と積極的にコミュニケーションを取る」とか「自分のスキルを上げる」とか、会社に馴染むためにできる努力をした人もたくさんいるよ。
「会社が合わない」と感じる理由が「まだ会社に慣れていないだけ」の場合は、時間の経過や努力次第で新しい会社に馴染むことも十分可能です。
まずはいきなり転職を考えるのではなく、半年から1年は様子を見てみましょう。
耐えられないほどの苦痛を感じている:転職OK
「もう会社に行きたくない!」と思うほどの苦痛を感じているなら、今すぐ転職を検討してOKです。
というより、すぐに転職を考えるべきですね。
そのまま半年粘ったとしても、会社に慣れるより精神的に壊れてしまう可能性の方が遥かに高いからです。
- 嫌悪感を感じるほどに会社のやり方を受け入れられない
- 今の会社で得られるものは何もない
- このまま働いていたら精神的/肉体的におかしくなりそう
こんな状態で無理に働いていても、あなたにとってメリットは何もありません。
むしろ精神的に病んでしまって、長期間働けなくなる方がよっぽどデメリットです。
耐えられないほどの苦痛を感じている場合は、精神的にやられてしまう前に今すぐ転職をしてしまいましょう。
いやいやすぐ転職した方がいいって言ったって、短期離職ってやばいんでしょ~?!
と短期離職について心配な人は、以下の記事を参考にしてみてください。一度短期離職したからといって、すぐに人生が詰むようなことにはならないのでご安心を。
>>【経験談】短期離職で人生詰んだ?転職後1ヶ月の退職でも正社員になれた理由
あなたは今「短期離職って人生終わるんでしょ?詰んだ」と人生に絶望を感じていませんか?『短期離職は人生の終わり』とよく言いますが、そんなことは全くなく正社員での再就職は可能です。この記事では、私が転職後1ヶ月の退職でも正社員になれた理由について解説しています。
会社で得られるものがある:転職前提で働く
今の会社で得られるものがある人は、今後転職することを前提に期間を決めて働きましょう。
短期離職は人生が終わるほどのことではないとは言え、やはり安易な短期離職はおすすめできません。
今の会社で得られるものがあるならば、ある程度は我慢して次の転職を考える方が得策です。
- 今の会社で新しい知識や技術を学べる環境にある
- 空いた時間に資格取得の勉強ができる
- 尊敬できる先輩や同僚がいる
このような環境にあるならば、今の会社で働きながら次の転職に向けてスキルアップしていくことをおすすめします。
短期離職をしてしまうとどうしても転職活動で不利になってしまうので、「耐えられない苦痛を感じるほどでもない」という人は転職を前提に期間を決めて働きましょう。
そんなこと言われたって、次の転職に向けて何が必要かなんて分からないよ・・・。
という人は、とりあえず転職活動をしてみて自分の「市場価値」を探ってみるのもおすすめです。
転職エージェントを利用すれば、紹介される求人の内容である程度自分の市場価値がわかります。
今より年収を100万円上げたいが、今と同程度の年収の求人しか紹介してもらえない。
年収を100万円上げるほどの価値が自分にはまだない!
また、転職エージェントに相談することで自分に足りないスキルを教えてもらうことも可能です。
私は経理転職も視野に入れて、簿記2級を勉強しておくことを勧めてもらったよ。
具体的に何をすればいいか教えてもらえるのもありがたいね。
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今の職場でスキルアップを図りながら、虎視眈々と次の転職を狙っていきましょう。
まとめ:直感を信じて慎重に行動しよう
今回は、直感で「合わない」と感じる会社を転職すべきかについて解説してきました。
- まだ会社に慣れていないだけ:転職NG
- 耐えられないほどの苦痛を感じている:転職OK
- 会社で得られるものがある:転職前提で働く
転職して「この会社合わないかも。辞めたい。」という気持ちは、転職を経験した半数以上の人が思うことです。
しかし「会社を辞めたい」気持ちは時間が解決してくれることもまた事実。
本当に辞めるかどうかの選択は「合わない」と感じる理由を見極めた上で、慎重に行っていくようにしましょう。